‟伊勢の国” と呼ばれていた三重県は、銘茶「伊勢茶」の歴史ある茶産地で、現在も全国で第3番目の茶産地です。中でも大台町のお茶は「大台茶」と呼ばれ、伊勢神宮にも奉納された伝統あるお茶処です。
大台町は、清流で有名な ‟宮川” が町内を横断し、中流域は茶畑・田んぼが広がる農村地域ですが、町土の約90%以上を森林が占めています。
清流の霧立つ大台町のお茶は、葉肉が厚くコクがあるのが特徴です。
当店ではそうした環境の中でも、特茶が違う茶畑のお茶を2種類ご用意しました。
そのひとつは、宮川沿いに開けた小切畑地区の日当たりの良い茶畑のお茶です。 作り手の成田さんはこの畑を管理するようになって2年目で、5月に一番茶で製茶した後は、6月、11月に刈り落とし、剪定を行います。無農薬栽培を始めて2年目で、肥料は植物性肥料を施すだけ、除草剤も使用しません。日当たりのよい畑のお茶で、コクがあり、すっきりとした渋みが楽しめます。飽きのこない日常のお茶として、日本茶ならではの爽やかな渋みがお好みの方におすすめいたします。
※花のような香りがある<奥伊勢 栗谷煎茶>とのブレンドもおすすめしています。
【美味しいお茶のいれ方】
急須の底が隠れる程度の茶葉を入れ、少し湯冷ましした熱湯を注ぎ、茶葉が開くまでゆっくりと待ってから注いで下さい。